
SteamやEpic Games storeで配信中のNOT FOR BROADCAST(ノット・フォー・ブロードキャスト/NotGames,tinyBuild)はゲームの進め方(選択)によってエンディングが変わる仕様なのですが、Epilogue画面によると、全部で14あるようです。
このエンディングをどうやって集めるのかを調べてみたら、Steamコミュニティで紹介されていました。
とはいえ全部英語でシステムがよく分からなかったので、この辺のシステムを調べて日本語でまとめてみました。
あなたも「英語でよくわからん…」と困っておりましたら、エンディング集めの参考にしてみてください。
※このゲームの性質上、まずは自分の選択でエンディングを迎えてからこのページを読んだほうがいいかと思います。
※基本的にはネタバレなしで書いています。ただし一度クリアした方向けの記事となっているため、基本的なことが分かっている前提となります。
※現在プレイ中で、まだ全エンディングを獲得していません。獲得したら内容を更新します
NOT FOR BROADCASTのエンディングを変える、大きな2つの”選択肢”
どこでエンディングが切り替わるのか?これを決めるのが以下の2つです。
- ジェレミーとアランがどうなるか?
- 視聴者の、政府への支持率が高いのか、低いのか?
それぞれを解説します。
この二人がどうなるか?
Day296と、Day912では、2つの大きな転換点があります。
Day296で、ジェレミーが突然癇癪を起こす事件。
そしてDay912において、アランから放送中に指示を受ける件。
ここでの行動が、二人の運命を決定付けることになるんです。
ここでの選択によって、Finale(最終ステージ)が大きく4つのパターンに分かれます。
なぜ分かれるのかというと、”出演者”が変わるからですね。
高いのか、低いのか?
しょっちゅう首相らが出てくるように、この番組は政治も扱っています。
政府にとって好都合の内容を流せば、視聴者の政府への支持率が高くなり、不都合な内容を流せば、低くなるようになっています。
つまり、こちらのスイッチングが、国の世論動向のカギを握っているわけなんです。
(と書いてる私自身、クリアした当初はよく分かっていなかった)
上に紹介した各4パターンそれぞれにおいて、「視聴者の政府への支持率が高いor低い」それぞれのエンディングが待っています。
これに、もう一つ事象を加えて合計で14のエンディングのどれかが再生されるようになっているわけです。
14種類のエンディング 一覧

NOT FOR BROADCASTにある14種類のエンディングは以下の通りです(Epilogue画面の左から順)。
- A Better Jeremy
- A New Leaf
- Chaos Reigns
- Inevitable Advancement
- A Renewed Mandate
- Under New Management
- An Accord
- The Middle Ground
- Changing of the Guard
- A Brighter Future
- Wacky Fun
- Jeremy’s Injustice
- All Fall Down
- Julia’s Judgement
このどれかのエンディングが流れるようになっています(1分弱程度の映像)。エンディングを観ると、ここに一つ一つ追加されていくわけです。
なにをやったらどのエンディングになるかは、Steamコミュニティに書いてありましたので紹介します。ただし、若干のネタバレを含むので注意してください。
「4パターンで…エンディングが14……数が合わなくない…?」と思ったあなたは、上記のページをみるか、ここから下を参考にしてください。
NOT FOR BROADCASTのエンディングをコンプリートするための選択肢

Day296での選択肢
Day296 では、ある瞬間から、ジェレミーが癇癪を起こします。
セグメント2においては、「右側にあるVHSテープを流してくれ」と言われます。
流すにしても、流さないにしても、セグメント3においてその癇癪がピークになります。
ジェニー(青い服の色白の女性)がカメラに向かって、なにやら叫んでくるので、ここでいったんCMに入るか、入らないまま流し続けるかで、ジェレミーの運命が決まります。
※ただし、そのままにしているとゲームオーバーになるので、ピーの画面になったらCMに入りましょう。
Day912での選択肢
Day912では、画面左側にトランシーバーが置かれ、アラン・ジェイムズからの連絡があります。
そのあとに始まるのがなんとかBoardという劇みたいなものですが、この途中にアランからなにかと指示が飛んできます。
ここで、言うことを聞くか?それとも無視するか?
それによって、アランの運命が変わります。
支持率のアップ・ダウンを決めるのは…?

もう一つのエンディングを決める要素「視聴者の政府への支持率が高いor低い」についてです。
「政府への支持率が低い」とは、「反政府組織(テロリスト)に対しての支持率が高い」ということと同義です。
ゲーム内においてはAdvance(政府与党)と、アラン率いるDistrupt(反政府組織)の対立構造が描かれています。
Advanceが喜ぶことをやっていれば、「視聴者の政府への支持率が高く」なります。
逆に、Distrupt(アラン)が喜ぶことをやっていれば「視聴者のDistruptへの支持率が高く」なります。
それを決めるのが、ゲームプレイの選択肢。けっこう大事なものを握っていたんですね……。
ただし、これを決める要素が細かく分かっていません。おそらくですが、
- AorBを選ぶ選択肢
- 流すCM(Adverts)
- オレンジ、みどりのCensor(ピー)
- 再生してと言われたDistruptのAdvertsを流すか、流さないか
これらによって支持率が変わっているはずです。
リザルト画面でこのような表記を確認できるので、これをみながらすすめてみましょう。上に上げた画像もまさしく評価の動きかと思われます。

たぶん、この画面でどちら寄りになっているか分かるかも

左側はエンディングがAdvance寄りになったプレイの一つですが、窓の外をみるとジュリアの広告がありました。
別のプレイではDistrupt寄りになり、こちらには広告がありません。
たぶん、ここで確認できると思います。
そして、Day2602 Finaleにおける選択肢
最後は、Day2602 Finaleにおける選択肢です。
誰かが「この映像を流してくれ」という指示をしてきます。これを、
- 言うことを聞くか(スイッチを合わせて再生する)
- 無視するか(再生しない)
でエンディングが決まります。
一度クリアしてエンディングをみたら、データのSegment3をロードして今度は別のことをやれば、2つ目のエンディングを獲得できます。
それ以外のエンディングは、またDay296が終わったあとから地道にやるしかないかもしれません。
エンディングを集めるときの注意(修正あり)
Day2602 Finaleシナリオは4パターンあり、エンディングの数は14です。数が合わないのは、各パターンで少し違いがあるからです。Steamコミュニティのページを参考にまとめてみました。ABCDの順番は、そのページの通りの順番となっています。
※一度上げた内容が間違っていたので、内容を修正しています。
パターン A のエンディングの条件
Day296では流し続け、Day912で言うことを聞かなかった場合
- Finaleで、テープを再生する
- Finaleで、テープを再生しない & 視聴者がAdvance寄り(政府の支持率が高い)
- Finaleで、テープを再生しない & 視聴者がDistrupt寄り(政府への不信感が高い)
パターン B のエンディングの条件
Day296でCMに入り、Day912で言うことを聞かなかった場合。
- Finaleで、テープを再生する & 視聴者がAdvance寄り(政府の支持率が高い)
- Finaleで、テープを再生しない & 視聴者がAdvance寄り(政府の支持率が高い)
- Finaleで、テープを再生する & 視聴者がDistrupt寄り(政府への不信感が高い)
- Finaleで、テープを再生しない & 視聴者がDistrupt寄り(政府への不信感が高い)
パターン C のエンディングの条件
Day296では流し続け、Day912で言うことを聞いた場合。
- Finaleで、テープを再生する & 視聴者がDistrupt寄り(政府への不信感が高い)
- Finaleで、テープを再生する & 視聴者がAdvance寄り(政府の支持率が高い)
- Finaleで、テープを再生しない
パターン D のエンディングの条件
Day296でCMに入り、Day912で言うことを聞いた場合。
- Finaleで、テープを再生する
- Finaleで、テープを再生しない & 視聴者がAdvance寄り(政府の支持率が高い)
- Finaleで、テープを再生しない & 視聴者がDistrupt寄り(政府への不信感が高い)
- Finaleで、テープを再生しない & どちら寄りでもない(支持が拮抗している)
このパターンだけ、「どちら寄りでもない(支持が拮抗している)」というエンディングがあるようです。
これは、詳細不明ですので、また分かったら追記します。
これで合計14のエンディングとなります。
まとめ 現在プレイ中…
現在プレイ中ですが、実際にいくつかエンディングをみてようやく仕組みが分かったのでまとめてみました。
全部英語でさらに速く、しかもよく分からない単語も多いので理解が追いつきません……。
しかしながら今回、このゲームの奥深さがちょっと分かりました。スイッチャー(自分)の考えで流す情報を変えて世論を操作し、国の行く末を変えてしまう……。
それを、ほかにはない「スイッチングゲーム」として表現したことに、ただ驚くばかりです。
それでは、あなたも良いエンディングがみられますように。
『ナショナルナイトリーニュース』