ついにはじまった24 -TWENTY FOUR-の日本版『24 JAPAN』

私も、24はシーズン1からシーズン9(リヴ・アナザー・デイ)までジャックの物語はすべてみましたのでワクワクしながら第一話を観させていただきました(レガシーは主人公がジャックではないので観ていない)。

こちらでは一話目をみた感想と原作との違いを挙げていきたいと思います。

いきなり23時間後からスタート!?

「彼女は亡くなったわ」

衝撃のひとことから幕開けとなった24 JAPAN。

時間は23時18分。うなだれる主人公『獅堂 現馬』。そして時間は巻き戻り23時間前、総選挙当日の0時に。

これは24(TWENTY FOUR)において一切使われなかった表現です。

リアルタイムに進むのが特徴の24(TWENTY FOUR)において、違う時間が入ってしまうことは基本的にご法度。ストーリーの途中でストップモーションは当たり前、回想シーンですらはさみません。絶対に時間を止めない、戻さない、進めない。だからリアルタイムサスペンスなんです。

※シーズン9(リヴ・アナザー・デイ)のみ特別で、始まりが午前11時6分からという変則型。終わりも変則。

日本版は、いきなり“ご法度”から始めたわけですよね。個人的には“時間”に関してはこだわりを持ってほしかったところなんですが、ストーリーが始まる前だからギリギリセーフか……。なんでこんな演出にしたのか、先が気になります!
(余談ですが、トラック前面に貼られた「高圧ガス」はちょっと笑ってしまう)

展開はオリジナル版24-TWENTY FOUR-と同じ

事件はリアルタイムで進行中

24(TWENTY FOUR)が始まった時のお決まりのまくらがこれ。

The following takes place between Midnight and 1:00 AM , on the day of the California Presidential Primary.
(大統領予備選の当日、深夜12時から午前1時まで)
Events occur in real time.
(リアルタイムで事件が進行中)

24(TWENTY FOUR)season 1より

日本版はこうなっています。

日本で初の女性総理誕生の期待が高まる総選挙当日
東京、深夜0時から午前1時まで
事件はリアルタイムで進行中である。

24 JAPAN 第一話より

これがあってこそ24(TWENTY FOUR)!という感じなので、ここは大事!

主題歌もなし

原作と同じく、主題歌がありません。これは英断ですね。正直始まる前はこればっかりが気がかりでした。本気度が伺えます!

1話目の展開も同じ

母親と仲が悪い娘(原作では父親がゲームに勝っていた)、
娘がいなくなったと思ったら突然会社に呼び出される、
候補の暗殺計画から守る仕事を与えられ、
娘は怪しい男二人組と会い、
なにかを企んでいる上司を眠らせる、
娘の友達の父親か登場する、
カメラマンの隣に座っていた女が爆破とともに脱出する、
娘が乗った車と父親が乗った車がニアミスする・・・。

すべて原作と同じ展開になっています(ただし順番が変わっていたりする)。

この感じだと、2話目はパラシュートで降りてくる女性のシーンからでしょうか。と思ったらWebではちょうど降りたところで終わってますね。

始まった当初はそれぞれが交わらずどことなく不安定に見える関係も、物語とともにゆっくりと馴染んできてストーリー進行の爆発力に変わっていく。それも24(TWENTY FOUR)の魅力の一つ。

今後、これらがどんな風に描かれていくのかが楽しみです。

オリジナル版との違いは…

守る対象がガッチリ男性から、か弱き女性に

オリジナル版ではカリフォルニア州大統領予備選の当日のこと。このカリフォルニア州予備選で当選すれば、初のアフリカ系大統領(がほぼ確定)となる黒人のデイビッド・パーマー大統領候補を守るミッションでした。

デイビッド・パーマーの妻であるシェリー・パーマーが(いろんな意味で)必死に旦那を支える姿が印象的でした。

今回は当選すれば初の女性総理が誕生する(ことがほぼ確定であろう)総選挙当日のこと。
女性ということで、それを支えるのは旦那。そして、日本の家庭ならではの・・・・

シェリーの代わり?姑が登場

女性総理候補『朝倉麗(うらら)』の姑が登場。暗殺・誘拐の話に、嫁姑問題を絡めていくとかいかないとか。

おそらく、厄介者のシェリー・パーマーの役割を、この姑が演じるのでしょう。

相当イライラさせる存在になること間違いなし。逆にこういった存在があとで良い味を出すことも・・・

ケータイばかり出ていた原作と違ってスマホ

24シーズン1は2001年のおはなし。当時はみんな折りたたみケータイを使っていました。それも日本版は全員がスマホ。時代ですね。

ちなみにシーズン6あたりでマイク・ノビックがPDAで資料を見るなどし、シーズン8あたりからジャックもスマホを普通に使い始めたように記憶しています。

日本の馴染み感が物足りなさを感じる?

映像のクオリティは文句ない出来である24 JAPAN。現時点では特筆すべきことはなにもありません。

気になったのは”見慣れた風景”です。車で移動することが多い24(TWENTY FOUR)、当然映る外の風景も見慣れた街並み。

しかしこの風景がなんとも言えない気分になりました。東京タワー、家具センターといったそのへんの風景です(東京駅は良い映りだった)。

これらの町並みとCTUの近未来的なイメージとの差が大きく、どうしても世界観から短時間で引き戻される感覚を味わっています(冒頭の「高圧ガス」も…)。

あなたはいかがでしょうか?

また、日本の弱点となる、日本にはないアメリカの広大な土地を活かした劇は、日本でどう活かすのか気になるところです。

ジャックと現馬の違い

またなんとも言えませんが…。

ジャックはどんな事態にも動じないキャラとして、あまり表情を変化させることはありません。対して獅堂現馬は表情に焦りも見られます(鬼束/メイソンを眠らせるシーンを見比べて思いました)※日本人とアメリカ人の違いかもしれない。

日本版にリメイクするにあたって、ジャックと同じにするのではなく、日本版に合うように変えるとのことで、これからどうなるかはしっかりと見守っていきたいところです。

CTUメンバーや登場人物の紹介(アメリカ版と日本版の付け合せ)

アメリカ版CTUロサンゼルス局と、日本版CTU第一支部(東京支部)のほか登場人物の付け合せを紹介!今回は名前だけ紹介しますね。

  • ジャック・バウアー=獅堂現馬(しどうげんば)<唐沢寿明> 
  • キンバリー・バウアー=獅堂美有(みゆ)<桜田ひより>
  • テリー・バウアー=獅堂六花(りっか)<木村多江>
  • デイビッド・パーマー=朝倉麗(あさくらうらら)<仲間由紀恵>
  • シェリー・パーマー=朝倉遥平(ようへい)<筒井道隆>
  • ニーナ・マイヤーズ=水石伊月(みずいしいつき)<栗山千明>
  • トニー・アルメイダ=南条巧(なんじょうたくみ)<池内博之>
  • ジェイミー・ファレル=明智菫(あけちすみれ)<朝倉あき>
  • ダン=鮫島剛(さめじまごう)<犬飼貴丈>
  • リック=長谷部研矢(はせべけんや)<上杉柊平>
  • リチャード・ウォルシュ=郷中兵輔<村上弘明>
  • ジョージ・メイソン=鬼束元司(おにつかげんじ)<佐野史郎>
  • アラン・ヨーク=函崎要吾(はこざきようご)<神尾佑>

Web版はTVドラマのロングバージョン

Webで公開されているのは1時間丸々のもので、TVドラマとは違いすこし長いものとなっています。CMの間に進んでいる時間を補完した完全版といえるものになってますね。

※24(TWENTY FOUR)はリアルタイムで進行していくドラマであるため、CMの間も時間が進んでいる設定です。

リアルタイムで見逃しても見逃し配信しているので、そちらでも観てみてください!

こちらでは今後おはなしのまとめ・ネタバレ記事をアップしていきます!